2009年2月24日火曜日

最近グッときた「ピュアな物」

いいむろなおきマイムラボメンバーの古田敦子さんより、
ブログのコメントを頂きました!!

「そそのかし役」に
うまくそそのかされつつ、
逆にそそのかしつつ素敵な化学反応。


最近グッときた「ピュアな物」
○ 生きるために追う、追われる野生動物 (TV)
○ 「最後」にかけてオーディションに臨む青年の歌う姿(TV)
○ 芸術作品多数(ギャラリー・博物館にて)
○ 本気おバカを演じる役者さんたち(小劇場にて)
○ 映画『女帝』劇中劇の踊り(DVD)
 etc

生きることに純粋であり、青年のこれまでの人生をかけて「最後」の挑戦であり、何百年も前の時代背景や作家の思いを今へ伝える作品であり、そのテーマを全身で伝えようとする演者の姿であり、シンプルな動きに「切なさ」以外のものは無かったり・・・
ただ一つの事に注がれるピュアな「伝えたい何か」から魂の叫びを聞いたとき、胸が熱くなります。

私はこれまで一参加者として参加してきました(わずかですが)。ほんの数回で間も開いてみているので、最初の顔合わせの頃に漂っていた緊張感とは 変わり、楽しいときは楽しく、探るときは探り、たまにはヒートアップするといった様子が伺え、一つのものに全身で向かっているのを感じました。そういった 皆さんのピュアな姿に「自分も負けてられない」と(勝手に)闘争心を燃やしつつ励まされております。

さてさて、いよいよ稽古も大詰めですね。作品も段々姿を現して来て実感されていると思います。WSにおける参加者の皆さんは「生徒」ではなく主 体、いいむろさんは「ファシリテーター:facilitator(進行役、進行促進役、そそのかし役、引出役)」(『羽村のワークショップ〜ワークショッ プとは?〜』より)。あと一ヶ月間、その「そそのかし役」にうまくそそのかされつつ、逆にそそのかしつつ素敵な化学反応を起こしていって下さい。

ずいぶん先のことですが、いつか「マイムmeetsフランス文学」の同窓会が開かれた時、色んな感想を話し合えるように皆さんの心に残る瞬間がたくさんあればいいなと思います。その席で「ダレ?」と言われないように、私ももう少し参加させていただきます・・・。

それでは、素敵な舞台になることを祈っています。

古田敦子

左から、
いいむろさん、古田さん、青木さん。


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ticket-information
ゾウをのみこんだウワバミの絵「黙劇 Le Petit Prince〜」
3月
19日(木) 19:30
20日(金/ 祝)19:30
21日(土) 14:00 / 19:30
22日(日) 14:00   
2000 円(2300 円)
* 全席自由・未就学児の入場はご遠慮下さい。
*チケットぴあ Pコード:392 - 648
*大阪城ホール文化振興部 
ws★osaka-johall.com fax / 06-4792-2065
*いいむろなおきマイムカンパニー mime1166★aol.com
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